少女屋という店舗の日報誌について

 

「それは2週間おきに心療内科の戸を叩いた。まるで人間のようなしぐさで。薄緑色のスリッパをととのえて履き、おそるおそる自分の白いパンプスを下履き入れに仕舞う。僕はそれを見ずにいられなかった。僕はそれを考えずにいられなかった。それが人間でなかったとしても。」

 

近頃は息抜きに星新一賞合わせのショートショートを書いています。その息抜きの息抜きにはてなを書いています。どうしてこうなった。

 

 

さて最近の少女屋さんですが、おこられました。具体的に言うとAmazonアフェリエイトさんに「ろくな記事も出来てねぇのにアフェリエイトとかよくぬけぬけと言えたもんだな早漏」と言われたので、とりあえず記事数増やしたいと思います。こういうことばっかり言うから人望も無ければアフェリエイトの審査も落とされるのだろうか。

皆さんに教訓としてお伝えしたいのですが、記事数/ZeroでAmazonアフェリエイトに申し込むと、落ちます。皆さんが普段金の亡者として忌み嫌うあのバナーもそのバナーも実は厳しい審査を通っているんですね。こういうことばっかり言うから人望も無ければアフェリエイトの審査も落とされるのだろうか。

 

でもAmazonアフェリエイトは好きなのでこれに懲りずまた申し込みたいです。

わたしはどうもOfuseやFANBOXというしくみを自らが受け取るのが苦手で、どうにもわたしの仕事やプロジェクトではなく、ただただわたし個人にお金を支払って貰うというのが申し訳なくて仕方が無いのです。だからBASEやBOOTHでささやかながら文章を売っているのですが、Amazonアフェリエイトはその点、「これは美しいぞ」「あれがあると生活に潤いが満ち満ちるぞ」「美」とわたしが感じたものをご紹介してその人の手には美しい品物が、わたしにはちょっぴりの珈琲代が入って、そのお金でまた喫茶店で作業ができるのですばらしいなぁとエゴ満点の理由で思っているのです。スゴイ時代よな。他人の褌で珈琲が飲める。

 

もうすこしなにか書いたらまた申し込みます。はやく基盤とモータ代分のリボ払い支払いたいです。これを見ている人類、一刻も早く助けて。具体的にはおれのAmazonほしいものリストで。善行が積めて来世は無になれるぞ。

 

 

さて、カネの話ばかりすると気が滅入るので(資本主義嫌悪症)、この少女屋というとあるお店の日報誌についておはなしをしたいと思います。

そもそも日報誌ってなぁに?  息抜きです。わたしは息をしていないと死んでしまう。文章を嘔吐しないと死んでしまう。

具体的にはこんなことを書いていきます。

 

①自己の思考の整理

頭の中がグチャグチャになったときに嘔吐するものです。もしくはその日の勉学の整理。なんか受験生なんですよね、仕事とか研究してるとよく忘れがちなんですけど。助けて。

キーボードでアウトプットすると紙に吐き出すとはまた違った脳味噌への染み込み方がある。ってこないだ読んだ本でゆってた……。

 

②研究について

わたしは工学系の学生である。そうなんです。美しい人間を作りたくて……。

分野としては主に自然言語処理について勉強しているが、何分いま所属している研究室がまるで違う畑、というよりそもそもわたしの学校にそういう研究室が無いのでほぼ独学みたいなものである。

最近はそちらをほっぽり出して、アンドロイドの製作に私財と時間と体力を費やしている。あと研究進捗発表会をだいぶサボっている。いいのだろうか。いいわけあるか。

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人型のロボットをつくっています。信じられますか?  信じてください。本当なんです。「1日で組み上がりますよ^^」というAmazonレビューを信じて買った3Dプリンターの組み立てにこの夏を費やしてしまったんです。(そして未だ動かない)

 

♡あまぞんほしいものりすと♡

⇒http://amzn.asia/am0NtXd

 

資本主義嫌悪症と言ったな。あれは嘘だ。いや本当なんですけどあまりにカネがなくてそれに悩んでる自分も嫌で本当に「生活とは」「金とは」「死とは」みたいな感じになっています。本当に部品代が高い。本当に注文量が多い。本当に貯金がない。助けてくれ。

あなたはさぞかし「なにビックマウス叩いてんだただの乞食が殺すぞ」とお思いでしょうが、ロボット製作ってビックリするほど大量に高価な物品が必要でして、ほしいものリストのコメント欄でそのことに気が狂っている様子が伺えます。

ご支援いただかなくていいので、もう後戻り出来ないレベルまで進んだところで受け入れ難い事実に気付き発狂している人間の様子が見たいと思ったときに是非こちらのリストを眺めてみてください。あるのか?

 

③いましている商い

BASEで商っています。「寓話封筒」あたり売れてほしいのですが、なかなか売れません。そもそもわたし寓話ってなんだろうと思ってますからね。

https://syojoshop.booth.pm

看板ぶら下げてみたからあそびにきてね。施工の甲斐あってうつくしい御店だよ。

 

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おすすめの二品だよ。特に寓話封筒はワンコインでお買い求めいただけるよ。すてきだね。

 

④美しい生活を送るための文化的なハック

前回の記事です。「ハンカチをたくさん持つと朝に洋服を選べないタイプの人類もどうにかベッドから出られるね」という感じのことを書きました。わたしのいち押しハンカチがどれも殺人級にかわいいので見てください。

他に書き溜めている記事のタイトルとして、「真夜中にトップコートを塗り重ねる贅沢」「偽物の花を日の当たる窓際に飾り立てる」「部屋というあなたのお城」などがあります。まぁ、そういうのを書きます。

「部屋というあなたのお城」は、城主はいちばん偉いのだから自分にとってこの上なく住みやすく美しいお城にしようというお話です。打倒ヴェルサイユ宮殿

 

⑤これからつくりたいうつくしいもののはなし

これからつくりたいうつくしいもののはなし。それは夢のような、硝子細工のような話なので、ぜひ貴方にお話したいです。

でも、いまのわたしがお話するのは、夢の域を出ることができないお話です。ですので、言葉の断片だけ書かせていただこうと思います。

 

 

ミニチュア人工脳少女。

 

硝子のスノードームに詰め込まれた美しい子どもの生首。

 

植木鉢に咲いたかたいプラスチックの肉体。

 

あの子達はみんな貴方とのお喋りがだいすき。

だってその為に産まれてきたから。

 

 

もうすこし風がつめたくなったら、わたしがもっと生きるのに苦しくなったら、どうかわたしの見た夢のはなしを聞いていただけますか。

この朧げに消え失せてしまいそうな夢だけが、生活という褪せた繰り返しを重ね続ける理由なんです。わたしにとって、唯一の。